育児と仕事の両立は大問題ですよね。
仕事もバリバリしたいし、思ってた以上に育児って大変。
色々な葛藤をしながら転職した私が、
環境が変わって感じたことを率直にお伝えしたいと思います。
- 転職の不安:大学病院じゃなくてもスキルアップできるの?
- 大学病院と総合病院の働く上での違い
- 転職してもいくらでも成長できる!
転職の不安:大学病院じゃなくてもスキルアップできるの?
転職する上での不安は、転職してもスキルアップしていけるのか?
ということでした。
新卒で入職した大学病院の役割というのは、
「教育・研究機関」
「高度の医療を提供する地域の中核的医療機関」
であること。
専門の知識を持った医療スタッフが多く、
最先端の医療が間近にあり、
やる気があればいくらでもスキルアップできる。
その環境から離れることがすごく怖かったんですよね。
いくつか病院に見学に行きましたが、雰囲気の違いに驚きました。
病院見学で印象に残っている光景は、
- 看護師の身だしなみのゆるさ
- 患者さんがみたことない行動をしている(点滴バックを手でもってトイレに行っているなど)
- ナースステーションの時間がゆっくり流れている感じ
このようなギャップに、見学後は転職に対してさらに尻込みしてしまいました。
そこで自分は今後どう働いていきたいか?と考えたときに
たどり着いたのが
☑認定看護師がいる病院を選べば、学習の機会も多そう
☑なるべくギャップの少なそうな急性期の病院で働きたい
その条件を満たしている、今の総合病院に転職を決めました。
病院見学に行って自分の想いに気づけた部分もあるので、
ぜひ自分の目でいろいろ見てみることをおすすめします。
大学病院と総合病院の働く上での違い
実際の違いはこうでした。
大学病院 | 総合病院 | |
患者 | 専門的な診察や処置を必要とする患者 | 一般の外来患者(風邪症状、軽症も多い) 地域のクリニックからの紹介 |
看護師 | 正看護師のみ 常勤のみの採用 年間の目標管理がしっかりしている | パートの職員が8割 准看護師の採用もあり 年配の看護師が多い パートは年間の目標管理なし |
私の経験上の比較となっております
軽症者をみる方が仕事が楽ちんじゃない?
と思ってしまいますが、実際はこちら。
- 症状が軽い、風邪症状の患者さんも多い
- しかし緊急度が高い方も時々いるので気は抜けない
- 急変やコードブルーもある
- 午後や夕方は比較的落ち着いている時間もあるが、基本的には常に忙しい
- お昼休憩がまともにとれない時もある。常勤さんは残業多め。
- 研修制度あり(中途採用者にも集合研修あり)
まとめると、総合病院で働くメリットとしては
時々緊急度が高い方がいるので
症状から状態をアセスメントする力が身に着く。
先生との距離が近いので
疑問は先生に直接聞いて学ぶことができる。
パート、子育て世代の看護師が多いので
突発休に関しては「お互い様」と寛容。
デメリットとしては、
看護師の採用幅が広いので
常勤の場合は係りの仕事や残業面で負担が多い。
という感じでしょうか。
転職してもいくらでも成長できる!
総合病院では、大学病院に比べ規模は小さいですが
大学病院とはまた違った視点で勉強できると感じています。
たくさんの診療科がある病院を選べば、
これまでの知識を十分活かすこともできますよ。
一緒に成長していきましょう。
では!
仕事もバリバリこなしたい。けど子どもが小さくて残業できない。どうしよう?