みなさん、この疑問をお持ちだと思います…
なぜ待たされるのか!?
裏側を解説していきたいと思います。
病院の診察の待ち時間を短くするためのポイント3つ
なぜ病院の待ち時間が長いのか?
混雑していると、カルテ処理(確認)に時間がかかるからです。
各場所で様々な確認事項があります。
受付
- 症状に合わせた診療科の受付ができているか
- 発熱外来に案内する必要があるかどうか
- 過去の受診時に問題はなかったか
- (例えば○○先生とは以前トラブルがあってNGとか。)
- 今日の患者さんの予定
- (他の診療科にかかる、検査は終わっているか)
などですね。
受付が終わると看護師にカルテが回ってきます。
看護師
- 問診票の確認と、詳細を先生に報告
(先生自身が、自分は何人診察することになるのか
ペース配分を考えたり
症状によっては先に検査をする場合もあるので
こういう症状で来てます~っていうのを先に伝える必要があります。)
*先生に話しかけられるのは診察が途切れた時だけなので
後ろでタイミングを見計らう必要があります…地味に大変。
- 症状から患者さんの緊急度を確認
(胸が痛い、息苦しいなどはすぐ様子を見に行く。
血圧や酸素の量を測定し
すぐ診てもらった方が良さそうであれば医師に報告)
- 来院した目的がよくわからないときは、患者さんに確認
- 経過が長そうであれば、他に受診した病院・処方薬の確認
- 外人さんの場合は日本語が話せるか
- 診察の順番はどうするか(予約時間、受付番号順が基本)
などですね。
診察
先生の診察内容、患者さんの話の長さによって
待ち時間に差があります。
診察時に検査が追加になると、検査の待ち時間が発生します。
混雑時は採血するだけで30分、さらに採血してから結果がでるのに1時間。
といった具合です。
会計待ち
- 処方箋があるか
- 会計の後のあとの予定は?
(他の診療科にかかる、検査に行くなど)
- 必要な書類はそろっているか?
(他の病院や他の診療科に行く場合は、先生が書いたお手紙が必要なので)
など、それぞれに時間がかかってしまうんですよね。
さらに急変した患者さんがいるとかかりきりになってしまって
ルーチンに支障がでてしまうこともあります。
こんなパターンは注意
せっかく来院しても、必要な書類がないと
“また来てください”と帰されてしまうか
重複した検査をすることになり、お金がかかってしまいます。
よくみかけるのは
紹介状、健康診断の結果、お薬手帳がない
こと。
先生の判断によっては取りに帰ってください と言われることがあります。
特に、転居などを理由に病院が変わるときは
紹介状が必要になることが多いです。
電話であらかじめ確認しておくといいですね。
通院のあと予定があるとき
とても予約数が多い先生だと
予約の方でもディズニーランド並みに待ち時間が発生します。
そこに予約外で来てしまうと
そもそも診察までたくさん待ってもらわないといけません。
昼には出たいです、といっても
優先してもらうことが難しい場合もあります。
病院の待ち時間を短くするためのコツ
あらかじめ確認できることは電話で確認しておくと良いです。
○○という症状だが、○科でいいのか?
○○という経緯で他の病院からうつりたい。必要な書類はあるか?
などですね。
受付開始と共に来院して受付だけとっておく
基本的に予約優先なので、
病院オープンと同時に受付したとしても
診察が1番で呼ばれることはほとんどありません。
とはいえ、受付時間順におおよその順番が決まるので
早めに来る方が先に呼ばれやすいです。
時間がない時は申告しておく
先に伝えておくと
受付の段階で可能な限り対応してくれます。
たとえば
診察時間が短い先生で受付をとったり
看護師の耳に先に情報だけ入れておいてくれる など。
ただ配慮できないほど混んでいることもあるので
時間に余裕がある日に来てもらうのが基本ですね。
通院がスムーズにいくよう
少しでも参考になったらいいなと思います。
では!
病院の待ち時間ってなんであんなに長いの?数時間待たされるんだけど…