【専門と大学の違い】看護師になるには?最短20歳で就職できる方法も紹介。

ワーママ

子どもが「看護師さんになりたい」と言っているんだけど、どのような方法があるのかしら?学費の違いも気になるなぁ。


こういった疑問にお答えします。


本記事でわかること

看護師になるには?

専門と大学の違い

最短20歳で看護師になる方法 


看護師になるには

大きく分けると方法が3つあります。

  1. 高卒→大学の教育を受ける(4年間)コース
  2. 高卒→短大/専門学校・養成所などで教育を受ける(多くは3年間)コース
  3. 高校の看護に関する学科で、入学時から5年間の教育を受けるコース

准看護師の資格を持っている方は、准看護師の資格を取得してから2年間の教育を受けるコースがある

③の方法を使えば、最短で20歳には看護師になれちゃうというわけです。詳しくは後述しますね。

就職したら学歴は関係ある?

結論、学歴が仕事内容に影響することはありません。


大卒なのに仕事ができない人もいるし、専門卒であっても仕事がバリバリできる人がたくさんいる。

学歴が関係ない理由は、看護師=経験と実力が全て だからです。経験年数を重ねて身についていく知識・対応力人間力などが求められる世界といえます。


例えば自分が大卒22歳で就職した時、高校の教育課程を経ている同年齢(22歳)は看護師歴3年目。かたや新人、かたやリーダー業務をしている というほど大きな差があります。


学歴が関係あるのはお給料面。

私の元勤務先である大学病院の給与表によると、大卒の方が専門卒より6000円給料が高い(初任給比較)です。基本給に違いがあるので、ボーナスも多少は差があると考えられます。

専門と大学の違い

4年制の大学の特徴

主に5つあります。

・一般教養の履修があり、幅広い分野で学習ができる。

保健師、助産師の国家試験受験資格が得られる(卒業時無条件で得られる場合と、指定のカリキュラムを受講した場合とある。4年制の専門学校でも一部可能。)

学士を取得できる

カリキュラムの内容は、思考力や判断能力が養われるような内容となっている

学費が高い(私立だと4年間で650万程度)


こんな方におすすめです。

  • 将来、保健師や助産師として働いてみたい
  • 将来、専門看護師になりたい(看護系大学院修士課程修了が必須)
  • 研究分野にも興味がある
  • いわゆる普通の大学生みたいなキャンパスライフもおくりたい

とはいえ、働く前から将来を想像するのは難しいですよね。実際私も、看護師がどんな仕事をしているかよくわかっていませんでした。


そのため、将来のことはよくわからないけれど選択肢が広くなるよう大学に行くという選択も有りだと思います。

門学校の特徴

主に4つあります。

学費が安い(3年間で150万程度)

カリキュラムは実習の授業中心。就職してから即戦力として働けるための実践力を養う。

早く看護師になれる

社会人から目指す人も多い


こんな方におすすめです。

  • 社会人経験を経て看護師を目指したい
  • 看護師として働ければよい
  • 学費はおさえたい
  • 早く働き始めたい

専門学校は実習が多く、とても忙しい学生生活です。3年目は卒試の勉強と国家試験の勉強を同時進行していた、と専門卒の同期が言っていたのを覚えています。


自分の将来像や、金銭的な面から判断するのが良さそうですね。

最短20で看護師になる方法

看護師養成課程(5年一貫過程)がある高校へ行け!


中学卒業後の進学になります。特徴は2つ。

高等学校看護科と、高等学校専攻科の5年一貫教育

卒業すれば看護師国家試験の受験資格が得られる

高校の普通科との違いは?

  • 高等学校看護科:普通教科と看護に関する基礎科目を学ぶ
  • 高等学校専攻科:教養科目と看護の専門科目を学ぶ
  • 高校3年間を終了すれば高等学校卒業の資格が与えられ,大学等へ進むこともできる
  • 5年一貫教育のため、専攻科へ進むための入学試験はなし

高校の勉強もしつつ、5年かけて看護の勉強をしていくわけですね。

学校数が少ないのが難点で、遠方にしかない場合は通学が大変になってしまうかもしれません。都道府県のホームページに掲載されているので、気になる方はみてみて下さい。


参考になりましたか?将来に向けてより良い選択ができますように。


では!

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