コロナで変わった病院の常識【電話・オンライン診療】

基礎疾患があるから病院には行かないといけない…

混んでそうだし、病院行くのいやだなぁ

コロナの流行によって

「病院に行きたいけど混雑が嫌だ」

「高齢の家族を病院に連れて行きたくない」

といった方が増えてきました。


この記事では電話・オンライン診療について

紹介したいと思います。

電話・オンライン診療とは?

厚労省のホームページによると

情報通信機器を用いた診療=遠隔診療 のことを指します。


実は、オンライン診療自体は

コロナ問題が発生する以前(平成30年)から存在していたようです。


今回のコロナ問題が発生してから

時限的な措置として新たな対応方法が示され

今では多くの病院が行うようになってきました。


私の勤務先の病院行っているのは電話診療のみ。


その場合の実際の流れは

予約するとき

  1. 診察時に次回予約(電話診療の予約)をとる
  2. 連絡先を医師に伝えておく

予約日当日

  1. 予約時間近くに、医師が患者さんに電話をかける
  2. つながったら電話で診察、処方。いったん電話は終了。
  3. 受付事務が患者さんに電話をかける
  4. 電話診療対応の薬局のうち、どこにするか希望をきく
  5. 希望した薬局に、病院から処方箋のFAXを送信
  6. 処方箋発行から4日以内に、薬局に薬をとりにいく
  7. 後日病院で会計をすませる

となっています。

電話診療のメリット、デメリット

デメリットについては次の項目で解説していきますね。


メリットデメリット
病院の待ち時間がない

通院の手間が省ける

人ごみを避けられる

多少の時間拘束あり(予約時間は目安)

新しい薬を追加で処方してもらえない

体調変化時は勧められない(通院を推奨)

後日、薬局と病院に来る必要がある

初診の場合や、先生によって電話診療を行っていないことがある

電話診療Q&A

デメリット部分の解説をしていきますね。(私の勤務先の場合)

電話診療の予約時間になっても病院から電話がこない

予約時間は目安です。外来診療の合間に電話診療を行っているので、他の予約患者さんの診察時間が押している場合は、予約よりも遅くなることがあります。

風邪気味なので追加で薬をだしてほしい

基本的には「体調に変わりがない」こと前提なので、追加の処方は認めないことが多いです。どうしてもの場合は、先生と相談してください。

電話診療を予約しているが、来院したい

体調が悪い時はぜひ来院して診察してもらいましょう。受付にはあらかじめ来院した理由も伝えておきましょう。(検査が追加になったりするため)

処方箋やお薬は自宅に郵送してくれるのですか?

残念ながら、郵送はできません。薬局に処方から4日以内に受け取りにきてください。また、病院に診察代金の支払いに来院して頂く必要があります。

自分のかかりつけの病院がオンライン診療をしているか知りたい

厚労省のホームページに、都道府県別に対応医療機関リストを掲載していますので参考にしてみてください。初診でも可能か、対象医師、対象診療科も記載されています。予約方法については、直接病院にお問い合わせください。


患者さんからよくある質問にお答えしてみました。

病院によって流れが違う可能性もあるのでご注意を。


また、何時間たっても電話がこない場合は何かトラブルも考えられます。

(090のはずが、080で登録されていて全然つながらないことがありました)

その場合は病院に電話をすると確実ですよ。


では!

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